エペソ人への手紙・コロサイ人への手紙・ピレモンへの手紙 各節注解

現在、多くのクリスチャンが教派・教団に属し、人間的組織に属することが当然であるとしています。そして彼らにとって「キリストのからだである教会」という言葉は意味がありません。しかし、真理に忠実でありたいと願っている者たちにとってそれは重要な言葉であり、福音伝道のためにも、教会形成のためにも不可欠の真理であるのです。
もし私たちが、この混沌とした時代にあっても、誤りのない真理に従って行動したいと願うならば、教会に関する真理を学ばなければならないのです。そして教会についての真理を学ぶためには、エペソ人への手紙とコロサイ人への手紙を、特に前者を、学ばなければならないのです。  

山岸 登 著
B6判・354頁
2005年5月発行
税込価格:1,650円
ISBN:978-4-88703-059-6