マルコの福音書 各節注解

マルコの福音書が書かれた目的は、屠り場に引かれていく生け贄の子羊のように、十字架へと真っすぐに歩まれた神の御子を私たちに示すためです。ここに、神のしもべとなり神に仕えたいと願う者たちが、マルコの福音書をよく読まなければならない理由があるのです。献身者の目標は、王になることでなく、また人から褒められることでもなく、主イエスに倣って、自己犠牲と自己否定の精神でしもべとして歩み、神の栄光を表すことであるからです。 

山岸 登 著
B6判・310頁
2009年5月発行
税込価格:1,760円
ISBN:978-4-88703-093-0