ダニエル書解説
ダニエル書は、第1章と、第8章から第12章までがヘブル語で書かれており、第2章から第7章の終わりまでがアラム語で書かれています。それには理由があります。アラム語で書かれた部分は、異邦人にも関係があるので、異邦人が読み、世界の終末についての正しい知識を得るためなのです。
聖書を学ぶために、特に世界の終末についての聖書の預言を学ぶためには、この神のご計画についての正しい知識が不可欠です。実にダニエル書は、その知識を与えるために神が私たちに与えて下さった書であるのです。
また、ダニエルは異邦人の王の下で、イスラエル人の立派な信仰者として生きた人です。ダニエルの行動から私たちは多くの教訓を得ることができます。
山岸 登 著
A5判・206頁
2011年10月発行
税込価格:990円
ISBN:978-4-904805-07-7