列王記第一・第二解説

 サムエル記に続いて列王記の学びは、聖書の真剣な読者には欠かせません。しかし、聖書を学ぶ人々のために非常に重要な注意事項があります。それは、多くの注解書の著者たちが、聖書が神から与えられた神のみことばであり、聖書はただ単なる宗教書ではないため、文字どおり受け取られ、信じられなければならないという確信の無しに著しているということです。現代においては、そのような聖書学者の数が非常に増えているのです。そのような著者たちは、彼らの意見がまともであり、キリスト教界の本流であるとうそぶいているために、多くの読者がそのような考えに惑わされているのです。しかし、その列王記注解の著者は、聖書こそ神のみことばであり、私たちの信仰の土台である聖書は文字どおり信んじられるべきであると強固に確信しています。その書が皆様の信仰の成長の助けになると確信いたします。

山岸 登 著
A5判・438頁
2013年3月初版発行
税込価格:2,200円
ISBN:978-4-904805-13-8